新しいMac miniが登場し、ミニPCの選択肢として検討している方も多いのではないでしょうか。
本記事では、Mac miniとWindowsベースのミニPCの違いについて詳しく解説し、購入を検討する際のポイントをまとめました。
Macとしてのメリット
まず、大きな違いはOSです。Mac miniはmacOSを搭載していますが、ミニPCはWindowsを使用しています。OSの違いが最も大きな違いでしょう。
Macにはいくつかのメリットがあります。まず『Macで動くアプリなら、機種を問わず大体動く』という点です。
奇妙な書き方をしましたが、WindowsではPCごとにスペックが異なるため、Windowsで動くアプリだとしても、そのPCで動くとは限りません。
一方で、Macはおおよそ『Macという機種間』での性能が横並びなので、Macで動作するアプリなら、古すぎないMacであればある程度快適に動作します。M4チップ搭載ならなおのことしばらく困る事はないでしょう。
また、品質とサポートの面でもmacOSは非常に優れており、トラブルがあっても良質なサポートが受けられるのもMacの魅力です(WindowsのミニPCは……インディーなところがあります……)
Windowsと比較した場合のデメリット
もちろん、macOSにはデメリットもあります。Windowsではないことです。
最近はWebアプリ化の波も進んできているため、MacとWindowsでできることの差異は少なくなってきています。
特にゲームのプレイに関しては、Windowsと比較すると対応タイトルが少なく、プレイできるゲームの選択肢が限られています。Androidエミュにも対応していませんし。
一応、iPhone用のゲームをリモートで操作したりということは可能ですが、本格的なゲームを楽しむには不向きです。同じ価格帯の(Windows搭載の)ミニPCであれば、Radeon 780M搭載機が購入できるで
しょう。780Mはゲーム側の設定を軽くすればAAAタイトルも動作します。
M4チップを搭載したMacは性能自体は良いものの、そもそもmacOS自体、対応しているゲームが少ないためゲーム目的にはやや不向きと言えます。
Appleも最近ゲーム対応に力を入れているので、将来的に改善される可能性はあります。
さらに、Windowsでしかできないことがまだいくつか存在します。特に、動画制作で使われるAviUtilやYMM4などのツール、またオタクな文化に関連する一部のソフトウェアはWindowsにしか対応していないものがあります。
そのため、これらの用途に強いこだわりがある方にとっては、WindowsベースのミニPCの方が適しているかもしれません。
ハードウェアの違い
Mac miniのハードウェア構成も特徴的です。下位モデルでもThunderbolt 4が3ポート搭載されており、それらは上位モデルではThunderbolt 5になります。
映像出力は3画面に対応しており、複数のモニターを使用した作業環境を整えることができます。
さらにType-Cポートが2つ付いています。
注意が必要なのは、Appleは近年のモデルから全てのポートをType-Cに統一しているため、既存のType-A機器を使うには変換アダプタが必要です。
ただし、Type-C自体はUSB規格の一部なので、特別に困ることは少ないでしょう。ちょっとプラスアルファの投資がいるかな〜という程度です。
どんな人におすすめなのか
ゲームをプレイする予定がなく、使い勝手の良さを求める方にはMac miniはおすすめです。
ゲームに関してはAppleも力を入れているものの、Windowsに比べるとまだ対応が不足しています。
一方macOSの使い勝手そのものはよく、iPhoneやiPadと同じような使用体験が得られるでしょう。iPhone / iPad と同期できるアプリも少なくありませんし(Windows版があるアプリもあれば、macOS版しかないアプリもあります。大抵の場合、Windowsしかなくて、macOSにはない、というパターンはありません)。
また、クリエイター向けのアプリは非常に質が高く、動作要件について心配する必要もほとんどありません。
Windowsにこだわりがなく、macOSに興味がある方は、Mac miniを検討するのも良いでしょう。
動画編集やグラフィックデザイン、あるいは文章作成など、クリエイティブな作業をする際に、Macの使いやすさや動作の安定性は大きなメリットです。
もし少しでも興味があるなら、ぜひMac miniを検討してみてください。そのシンプルで直感的な使い心地は、Windowsにはない魅力があります。
M4 Mac miniは9万円台から購入可能ですが、最低でも16GBなので十分実用に耐えうるでしょう。


