Minisforumから新たにゲーミングミニPCが出てきました。RTX 4070搭載のゲーミングPCです。
概要
一般的なミニPCとは違い、箱型ではなく縦に長い形状をしています。
大きさとしては閉じたノートPCというくらいです。というかまさしく性能的にもディスプレイがないノートPCと考えるといいでしょう。
大きさは縦には長いですが、薄いです。設置面積という点では十分ミニと言えるでしょう。
CPUやGPU、ともにノートPC用のものを搭載しています(これはミニPCでは標準ですね)
注意が必要なのは、GPUも名称はRTX 4070ですが、ノートPCのものを搭載しているのでデスクトップ用のものとは名称が同じでも性能は違うということです。
名称こそ違えど、実質的にはすでに販売が終了しているNUCXI7の後継と言えるでしょう。
ブランドであるNUCの名称が外れた結果、正面ロゴも変更されていますが、他はだいたい同じです。USB-Aポートが一つ裏側面に移動しました。
性能
通常版であるG7 TiがIntel Core i9 14900HX を搭載。廉価版であるG7 Ti SEがIntel Core i7 14650HXを搭載しています。
第14世代型Inten Coreシリーズは不具合を抱えているという話ですが、デスクトップ向けCPUの話ですのでG7 Tiには当てはまりません。
GPUはどちらのモデルでも共通してRTX 4070(Laptop) 8GBモデルです。
メモリは最大96GBまで搭載可能ですが、初期搭載モデルは32GBを搭載しています。32GB以上を求める場合はベアボーンモデル1を購入した方がいいでしょう。
映像出力はHDMI2.1が1つに、Type-C出力2が1つの計2つです。
CPUは最近流行りのAIモデルではありませんが、GPUがNVIDIA製なので生成AIを利用することは可能です3
CPUの違い
CPUはひとえにi7かi9か、ハイエンドかウルトラハイエンドを目指すかの差です。
ゲーミングPCとして買う場合、個人的にはi7、廉価版のG7 Ti SEで十分だと思います。
ゲームにおいて最もリソースが必要なのはGPUです。もちろん、CPUも性能が高い方が速くなることは間違い無いですが、微差です。
3Dゲームのフレームレート(なめらかさ)はGPUが決定します4。CPUはほとんど関与しません。
あまりにもCPUが弱いとGPUの足を引っ張りフレームレートを低下させてしまいますが、この2つのCPUならどちらでも特に問題は発生しないでしょう。
じゃあ逆に、通常版のi9モデルの方が良い場面というのはどうなのか。
言ってしまえばCPUの方が重要な動きをするアプリを動かす時です。
動画編集や、写真編集(特にRAWをAdobeで編集したりするガチなやつ)でしょうか。
あるいはClip Studioなどでお絵描きをしたい人はi9モデルの方がいいかもしれません。Clip StudioはGPUではなくCPUが主ですから。
ただし、どちらにせよi7でも十分快適なはずです。i7も十分高等なCPUですから。
自分のやりたいことが明確にわかってて、それがCPUが必要なもので、かつ少しでも性能の良いCPUが良い……そういう人ならi9モデルを役立てられるでしょう。
逆に、詳しくないとか、ただゲームをしたいだけとかならi7モデルで十分かなと思います。
実際、どんなもんなの?
CPUはどちらのモデルにしろハイエンドと書きましたが、ではGPUはどうでしょうか。
RTX 4070 (Laptop)モデルは、当然デスクトップモデルの4070より劣ります。具体的にはデスクトップのRTX 4060よりは上、4060Tiよりは下、程度と考えていいでしょう。
では4060がどんなもんかと言うと、ここがゲーミングPCとしての性能を語る中間点、ミドルスペックだと考えていいでしょう。
つまりはデスクトップモデルの4060より性能の良い本機はミドルスペックより上、中の中〜中の上と考えていいでしょう。
まとめ:文句なしのミニPC界のゲーミングモデル
上位モデルならi9搭載、下位でもi7と、いずれにせよ困ることの少ないだろうCPUに、ゲーミングPCとして名乗るには充分なRTX 4070(Laptop)を搭載。
ノートPCと異なり、モニターやキーボードがないため発熱に大きくリソースを割けているのも特徴です。前面後面のアルミパネルはそれに大きく寄与しています。
タワー型のようなでかいゲーミングPCを部屋に置きたくない / 置けない人にとっては間違いない選択肢でしょう。
ちなみに2024/09/26現在、Amazonで購入するより以下の公式サイトから購入した方がかな〜り割安です。


