2025年にリリースが予定されている『モンスターハンターワイルズ』は、モンスターハンターシリーズの最新作として注目を浴びています。しかし、この新作をPCでプレイするためには、かなりのスペックが求められます。
今回はモンスターハンターワイルズの動作要件を解説し、それに対応するミニPCの選び方について詳しく解説します。
ワイルズの動作要件はかなり高い
まずは『モンスターハンターワイルズ』の公式動作要件を確認しましょう。
比較的ロースペックでも快適に動いたモンスターハンターライズとは違い、今回の動作要件はかなり高いものになっています。
最低要件
最低要件での動作は、1080p(フルHD)解像度で30FPS(フレームパーセカンド)ができるもの。
ただし解像度は720pをアップコンバートしたもので、純粋な1080pとは異なることに注意が必要です。
- CPU: Intel Core i5 第10世代以降
- RAM: 16GB
- GPU: NVIDIA GTX 1660 Super または AMD Radeon RX 5600 XT
最低動作要件そのものはそこまで高くはありません。ただし、1080p/30FPSは人によってフラストレーションがたまる可能性はあります(30FPSの部分が)。ただ、PS5でも30FPS強程度しか出てないみたいなので、FPSに関して見ればPS5と変わんらない程度だと言えます。
推奨環境
より快適にプレイするためには、推奨環境を目指すのが理想的です。推奨環境でも1080p / 60FPSとちょっと要求が高い気がしますが、少なくともこの程度のPCがあればPS5よりフレームレートが高く出る、ということですね。
- CPU: Intel Core i5 第11世代以降
- RAM: 16GB
- GPU: NVIDIA RTX 2070 Super / RTX 4060 / AMD Radeon RX 6700 XT
推奨スペックはいわゆるミドルスペック程度の性能が必要です。実際はこれが推奨の中でも最低要件なので、より快適にプレイするならもう一つ上くらいのGPUが必要になってくるでしょう。
必要なベンチマークスコア
動作要件を確認する際には、ベンチマークスコアで比較すると分かりやすいです。3DMarkで同等の構成のスコアを確認してみましたので、以下に平均値を示します。
- 最低要件: 3DMarkスコア 6215以上
- 推奨要件: 3DMarkスコア 10348以上
これを満たすミニPCを探してみると、いくつかの選択肢が出てきます。
モンスターハンターワイルズが遊べるミニPCの候補
といっても「ゲーミング」と呼べるミニPCはそこまで多くありません。
Minisforum AtomMan G7 Ti
MinisforumのG7 Tiは、Intel Core i9-14900HX / RTX 4070(Laptop)を搭載した、ノートパソコン程度の大きさのミニPCです。ノートパソコン程度と言っても、縦置きするので設置面積そのものは小さいです。
3DMarkスコアは32GB RAM搭載で13181と、推奨要件の1.3倍弱程度のスコアを誇ります。
現状ではかなり性能の高いミニPCになるでしょう。また、CPUを i9 → i7 に落としたTi SEというモデルもありますが、そちらでも構いません。
Minisforum AtomMan G7 Pt
G7 Ptは、名称こそ上記のG7 Tiと同じシリーズですが、見た目と中身おは大きく違うので、全く別のPCと考えて良いです。
構成はRyzen 9 7940HS / Radeon RX 7600M XT。3DMarkスコアは32GB RAMで11000と、G7 Tiと比べてやや劣るもののその分価格が抑えられています。また、推奨動作要件も満たしています。
Khadas Mind 2 & Mind Graphics
面白い選択肢としてKhadas Mind 2とそのGPUドックであるMind Graphicsの組み合わせが挙げられます。

Khadas Mindという小型PCに、外付けのGPUドックであるMind Graphicsを接続して使用します。
Khadas Mindはバッテリーを搭載していて、持ち運び時にスリープできるという特徴があり、どちらかというとクリエイター向けという点でアピールされています。
ドックであるMind GraphicsにはNVIDIA RTX 4060 Ti(8GB)が搭載されており、独自規格であるMind Linkを使った接続が可能です。
この構成でもスコアは11296と推奨要件を満たすことが可能です。面白いミニPCなので、持ち運びに魅力を感じるならアリかもしれません。
Minisforum G99HX
このブログでも度々取り上げているゲーミングミニPCの定番モデルです。
構成はRyzen 9 6900HX / RX 6600M、スコアは8903とちょっと低めで、推奨要件には届きませんが最低要件はこなしています。
そもそもワイルズの推奨は結構高いので、この構成でも他のゲームは快適に遊べる水準です。コスパを求めるならぜひ選択肢に入れてください。
結論
上記のように、ミニPCでも『モンスターハンターワイルズ』の推奨環境を満たすことは可能です。ただしかなり高価になることも事実です。
調べた限り、コスパに非常に優れるRadeon 780M搭載モデルでも最低要件は満たせていません。(UM790 Proの場合、3DMarkスコアは3228)
コスパだけを考えると、PS5 / PS5 Proのほうが優れていると言えるでしょう(現時点で、ワイルズのPS5 Pro対応は不明ですが)。
しかしミニPCはその名の通りミニであることが存在意義です。省スペースでかつ高性能となると高くなるのも仕方ありません……。
他にもSteamなどにはコンソール機にない大量のゲームがあるので、他のPC用ゲームも楽しみたい場合でも、ミニPCを購入する価値は十分にあるでしょう。




