GeekomからA9 Megaが発表されました。
Ryzen AI Max+ 395とRadeon 8060Sを搭載し、AIもゲームも本格的に楽しめる最新のハイエンドミニPCです。
仕様
- CPU:AMD Ryzen AI Max+ 395 (Strix Halo)
- GPU:Radeon 8060S
- メモリ:3LPDDR5X 8000MHz
- ストレージ:M.2 PCIe Gen4 SSD
- ポート(前面):
USB-A 3.2 Gen2 ×2(10Gbps)
USB-C 3.2 Gen2 ×2(10Gbps, Data Only)
SDカードスロット - ポート(背面):
USB-C (40Gbps、DisplayPort 2.1 Alt Mode対応) ×2
USB-A 3.2 Gen2 ×1
USB-A 2.0 ×1
HDMI 2.1 × 2
LAN(2.5GbE) ×2
3.5mm ヘッドセット端子 × 1
DC in(電源入力) - サイズ:171 × 171 × 70.9 mm
CPUはPassmarkスコアで53,539と、同じRyzenでよく見るNPU搭載CPUのRyzen 9 HX 370を大きく上回る性能を持つ、モバイル最上位クラスです。
iGPUはRadeon 8060Sで、Passmarkスコアは17,624で統合型としては脅威の性能です。デスクトップ向けのRTX 5050 を超え、モバイル向けRTX 5060に肉薄しています。
NPUは50TOPSと、現時点では最上位クラスとなっています。
なおメモリはLPDDR5Xとなっているので換装は不可です。
USB-AとUSB-Cがそれぞれ(仕様は異なれど)4個ずつと豪勢についているのは嬉しいですね。困ることはなさそう。
そもそも今までのAシリーズはどうなってる?
GeekomのAシリーズを振り返ってみましょう。
A7ではRyzen 9 7940HSとRadeon 780Mを搭載。0.47Lの極小サイズながらUSB4やHDMIを備え、初心者が気軽に使えるエントリーモデルでした。
A8はCPUにRyzen 7 8745HS / Ryzen 9 8945HSを、A8 Maxは Ryzen 9 8945HS になりました。iGPUは 780M と変わらずですが、NPU(16TOPS)を搭載しました。
A9 MaxにはRyzen AI 9 HX 370とRadeon 890Mを搭載。NPUは 50TOPS に伸びました。
A9 Megaはその最上位。Ryzen AI Max+ 395とRadeon 8060Sで「ほぼデスクトップ級」と言える性能を小型筐体に収め、現状でのAシリーズで最も高い性能になっています。
A9 MaxはAIとゲームを両立できる高コスパモデルですが、A9 Megaはさらに一段上の性能を提供し、価格差に見合った飛躍を見せています。
まとめ
Ryzen AI Max+ 395とRadeon 8060Sを備えた、シリーズ最強のミニPCです。
デスクトップを含めてローカルLLMを利用したいなら AI Max+ 395 は現状、最適環境に名を連ねる環境です。この分野はVRAMが正義ですから。
一方でStable Diffusionを代表とする画像生成だと向いていません。この分野はNVIDIA製のGPUが圧倒的です。
NPUはCopilot+認定圏内ですが、認定されないと(Insider Previewに入らない限り)Copilot+の利用は不可です。認定されている記載がなく、さらにA9 Maxも認定されていない現状を見るとおそらく未認定です。
そういう意味ではローカルLLMを回したくて、ついでにゲームもしたい人には向いています。
AIに興味はなくてただゲームをしたいとか、画像生成をしたい人には残念ながら向いていません。
ゲーミング性能のコスパで言えば、同じGeekomならA7モデルがいいかもしれません。ガクッと落ちますが、それでも価格以上のグラフィック性能はあります(3DゲームでもAMDの超解像度使用でフルHD60FPSの報告があり)。
A9 Megaは Kickstarter プレローンチ公開中、一般販売は年内予定(詳細未定)となっています。



