Minisforum V3 をチェックしてみよう

Minisforumから新たに登場した「Minisforum V3」は、タブレットPCの常識を塗り替える一台として注目を集めています。

その魅力は、ただのタブレットを超え、モバイル性と高性能を両立させた点にあります。

そんなV3の性能をチェックしてみましょう。

主な仕様

CPUとして搭載されているAMD Ryzen 7 8840Uは、タブレットPCとしては驚異的な処理能力を持っています。これをノートPCとしてみても、ハイエンドなCPUであるのは間違いないでしょう。

タブレットPCとしてのV3
タブレットPCとしてのV3

GPUはCPU内蔵であるAMD Radeon 780Mを搭載。AMDの内蔵GPUは高性能で、さらに780Mは現段階ではiGPUの中では最も高性能です。GTX 1050よりは上の性能なので、設定を軽くすれば3Dゲームもプレイできると言われています。

ディスプレイはWQXGAと呼ばれる2560 x 1600の解像度で、かつ165Hzの高リフレッシュレートとかなり高精細。

さらに珍しい特徴として、モバイルモニターとしても利用可能です。

さらにモバイルモニターとしてはVLinkという規格で接続できますが、VLinkで接続している場合は本体に接続しているキーボード&マウスが利用可能です。なので着脱式キーボードをスタンドとして使いつつ、さらにM&Bとして利用可能です。

ただし、タッチパネルとしての利用は不可能です。

カテゴリー 詳細
CPU AMD Ryzen™ 7 8840U
グラフィックス AMD Radeon™ 780M
メモリー 32GB (LPDDR5‐6400MHz)
ストレージ 1TB
ストレージ拡張 1 x SD カードスロット (UHS-II)
ワイヤレス WIFI 6E & BT5.3
サイズ 318mm x 213.8mm x 9.8mm
重量 930g
ディスプレイ 2560 x 1600 / 165Hz / 14Inch
カメラ 前側(2M)、背面(5M)
スタイラスペン 4096段階の筆圧
入力デバイス 別売:着脱式キーボード (バックライト付き)

外部端子としてはUSB-4(Type-C)を2つ、さらにSDカードスロットを搭載しています。それとは別にVLink端子(Type-C)もありますが、こちらはVlink(モバイルモニターモード)専用の端子です。

たても
たても

端子は今時のタブレットPC、性能はMinisforumらしいハイエンドな感じにまとまっていると思います

タブレットPCとして見ると

前述した通り、タブレットPCとしては珍しくモバイルモニター機能を備えています。

じゃあ、単純にPCとしてみたときはどうか?

まず、性能はかなり高性能と言えるでしょう。タブレットPCとしてはかなり高いCPU/GPUを搭載しています。メモリも32GBなので、メモリで困ることはないでしょう。

さらに、1TBのストレージを搭載しています。

ディスプレイとしてもDCI-P3色域を100%カバーしていると謳っており、かなり高精細であることが窺えます。

一般的なノートPCと比べてもかなり大容量・高スペックです。

さらに排熱にも気を使っており、もともとミニPCメーカーであるMInisforumのノウハウを注ぎ込んだデュアルファンを搭載しています。

併せて考えると、視覚的な、特にイラストレーターに向けた、クリエイター向けのPCとして出しているのかな?というところです。

画面は14インチとある程度あり、作業領域も確保されています。

逆に言えば、14インチと大きく、かつ本体が926g(+キーボード:670g = 合計1.6kg)とある程度重量があるので、持ち運ぶにはちょっと大きめ・重めかなと思います。

家の中でも使えるし、選択肢として持ち運ぶことができる、ヘビー級タブレットPCという感じでしょうか。

たても
たても

動画編集などにはコスパが悪いかもしれませんが、特にスタイラスペンが欲しい人にとってはかなり魅力的な選択肢かもしれません。

ゲームはできる?

CPUがRyzen 7、GPUが780M、メモリが32GBとあって、ある程度のゲームもできそうです。検証している動画があったので確認してみましょう。

タイトル 平均FPS
Fortnite (900P) 127FPS
HellDivers2 (780P→1080P) 82FPS
Fallout4 (1080P 中画質) 74FPS
Cyberpunk2077(800P) 60FPS

画質に関しては記載なき場合は低画質です。HellDives2に関してはAMDのFSRを利用して780P→1080Pにアップスケーリングしている模様です。

条件にもよりますが、AAAタイトルを60FPS以上でプレイできるのはいいですね。Minecraftやモンスターハンターなど、もっと軽いゲームであればもっと快適なプレイが望めそうです。

デュアルファンなので排熱には余裕がありそうですが、反面音が気になるという報告も多数あります。

まとめ

  • ⭕️良い点
  • 文句なしの高スペック
  • 排熱に優れたデュアルファン
  • モバイルモニターとしても使える
  • 気になる点
  • 高負荷時の排熱音
  • ちょっと重め(ゲーミングノートよりは軽い)
  • ちょっと高い(円安……😢)

あと、気になる人は少ないかもしれませんが、モバイルモニターモードではタッチパネルをサポートしていないという点にも注意が必要です。

タッチペン・キーボードはそれぞれ別売りになっています(スタイラスペンは先行販売期間中のみ、無料付属)