GPUの種類って何があるの?iGPU・dGPU・eGPUの3種を解説

今日はGPUについてお話します。

GPUって何?という人もいるかもしれないけど、GPUはGraphics Processing Unitの略で、要はグラフィックを処理する部品なんです!🖥️

ゲームをしたり、動画編集をしたり、3Dモデリングなど、高度なグラフィック処理が必要な場合、GPUは必須なんです。そもそもパソコンの映像をモニターに映すのさえ、GPUが必要になってきます。

GPUは大別すると3つの種類があります!

iGPU、dGPU、eGPU……それぞれ何なのか、どう違うのか……

大雑把に言うと以下のようになります。

  • iGPU: CPUに内蔵。本体の省スペースに寄与。性能低くてつらたん
  • dGPU: 個別のユニット。性能強いけどスペースが必要でデカくなりがち
  • eGPU: dGPUを外付けユニットにした。PCに後から外付けできるけど本来の性能よりちょっと落ちがち。

iGPU(CPU内蔵)

iGPUのiはIntegratedです。つまりCPUに『統合された』GPUです。

Intelで言うなら Iris と名が付くもので、AMDは……名付けの法則だけではなんとも言えないです。IntelにせよAMDにせよ、基本的には内蔵グラフィックスと表記されていると思います。

iGPUの特徴は以下の通り。

  • メリット
    1. 低コスト: 安い
    2. 省エネ:電力消費が少ない
    3. 省スペース: CPUに内蔵されているので、PCケース内で追加のスペースが必要ない
  • デメリット
    1. 低性能: 高度なグラフィック処理には向いていない。ゲームや3Dモデリング、動画編集等の高性能が求められる場合には不向き
    2. CPUとの競合: CPUとメモリと排熱を共有しているので、同時に重い処理を行うと性能が落ちる可能性がある

基本的にはミニPCやノートパソコンに利用されている印象です。最近のiGPUの性能は上がってきており、設定を低く落とせば動く3Dゲームもままあります。

大きめのPCでiGPUは、現代においては部屋の空間を占有する割にパフォーマンスは低いかな、と感じます。ミニPCやノートPCなどではその省スペースが活かされます。

たても
たても

ノートPCやミニPCは大体これですね!最近のiGPUの進化は目覚ましいです!

dGPU(独立GPU)

dGPUのdは Discrete です。つまり『独立した』GPUです。一般的に、GPUといったときにみんなが想像しがちなのはコレです。

これはCPUとは別に設置された専用のグラフィックカードです。つまり、グラフィック処理専門のユニットです。iGPUとの違いは、CPUとは関係ないユニットになっていることです。

dGPUは高度なグラフィック処理が必要な場合によく使われます。例としては、ゲーム、動画編集、3Dモデリング、機械学習(AI)などがあります。

  • メリット
    1. 高性能: dGPUは高度なグラフィック処理に特化しているので、パワーがある
    2. CPUの負担軽減: iGPUとは違い独立しているので排熱やメモリの影響を互いに受けない
  • デメリット
    1. コスト: それなりにお値段が張る
    2. 電力消費: 高性能な処理をする分、電力を多く消費する
    3. : 高度な処理をすると発熱が大きくなる

GPUにはモバイル向けとデスクトップ向けがあります。この内モバイル向けはノートPC向けのもので、一般販売されていません。個人が購入可能なのはデスクトップ向けですね。

Intel製・AMD製ではモバイル向けのものの末尾に『M』をつけています(「Radeon RX 6800M」のような感じ)

NVIDIA製のものは残念ながら公式の名称に違いはありません。製品ページなんかではLaptopをつけられがちです(「RTX 3070 Laptop」のように)が、別につけなきゃいけないことはないので省かれていることも結構あります

たても
たても

ノートPC・ミニPCにつ

eGPU

eGPUのeはExternal…外部から接続するタイプのグラフィックカードです。dGPUを外付けできるようにしたもの、と考えていいです。中身はdGPUと同一です。

既存のコンピュータに追加してグラフィック性能を高められます。

eGPUは、高性能なグラフィック処理が必要な場合に後付けでPCの性能向上を図ることが可能です。

主にiGPUを積んでるPC、つまりノートパソコンやミニPCで活用されます。

  • メリット
    1. 後付けできる: パーツを自由に追加できないPCでも(接続条件を満たしていれば)簡単に性能を向上できる
    2. 本体はそのまま: 外付けなので本体の大きさはそのままにできる。たとえばノートPCなら外では素の状態で使い、家ではeGPUを使うなどもできる
  • デメリット
    1. 価格: 専用のケースや外部電源が必要なので素のGPUより高くなる
    2. セットアップ: 初めて使う人にとっては、セットアップが少し難しい場合もあるよ🔧。
    3. 互換性: 全てのパソコンがeGPUに対応しているわけではないので、確認が必要

また、現状では搭載しているGPUの性能をフルで活用できない可能性があることも注意。転送速度が上がれば解消する可能性もありますが、ボトルネックも存在します。

ただしメリットとしては、現状出ている製品はドッキングステーション的に使えるということ。USBポートやHDMIポートがついてることが多いです。

製品にも寄りますが、さらにPD出力に対応しているものもあります。なのでミニPCなんかは電源供給をeGPUボックスから受けることも可能だと思われます。

たても
たても

いいとこ取りのGPUのような感じですが、まだまだ数が少ないです。デスクのすっきりを目指すならちょっと厳しい選択肢かも……

まとめ

iGPU…性能低いけどサイズも小さい。ノートPC・ミニPCは大抵これ

dGPU…性能高いけどサイズもでかい。これつけてるノートPC・ミニPCはデカくなりがち

eGPU…dGPUを外付けできるようにしたもの。これ単体で販売されていて、PCに付属するものではない

基本的にはどれも一長一短です。基本的に比べるのはiGPUかdGPUかで、eGPUは文字通り後付けの選択肢になりますね。

たても
たても

性能はdGPUが最強ですが、コンパクトさならiGPUが最強です。そんな感じの一長一短です!