APUってなんだ?

ミニPCやノートパソコンにおいては、APUという言葉を時たま聞きます。これは「Accelerated Processing Unit」の略で、CPUとGPUの機能を一つのチップに統合したものです。

もうちょっとわかりやすく説明しましょう。

CPUとGPUって?

CPUとGPUという言葉は聞いたことがあると思います。

CPUはパソコンの「中央処理装置」で、パソコンの頭脳のようなものです(頭脳という意味ではGPUも頭脳の一部です)。

CPUはパソコンの全ての基本的な処理を担当し、ソフトウェアの命令を解釈して実行します。例えば、文章を書いたり、インターネットを閲覧したりする際に、CPUがこれらの作業を処理しています。

一方、GPUはグラフィック担当です。

GPUは3Dの描画や動画の再生や、ゲームや映像編集など、映像に重い処理を必要とするアプリケーションに不可欠です。

GPUには種類がある

GPUには3つの種類があります。iGPU・dGPU・eGPUです。それぞれ integrated(統合された)・discrete(個別の)・extended(拡張された)の略です。

iGPUとはCPUに内蔵されているGPUです。あまり性能は良くありません。

dGPUはCPUとは別売りされているGPUです。RTX 4060とか聞いたことがあるでしょうが、それです。

eGPUはあまり主流ではありません。最近出てきたものです。

GPUをパソコンの中ではなく、外から接続するものです。外付けSSDとか、USBメモリのようにGPUを付け足すものです。

じゃあ、APUってのは?

APUというのは、一つの商品名です。

一言で言えば「AMDが開発した、iGPUを搭載したCPU」のことです。

言っちゃえばiGPU付きのCPUです。AMDはこれをAPUと呼称しています(が、IntelとしてはCPUです)

AMDは特にiGPUにも力を入れており、実際に現在販売されているAPUの一部はローエンドのdGPUに匹敵するiGPUを搭載しています。

もっというなら、PlayStationやXBOXにもAMDのAPUが搭載されています。ローコストなのに性能が高いからです。

APUと同様の製品(iGPUが付いたCPU)はIntelにもあります。つまり、AMDのブランド名です。