PCIe x8搭載可能なMINISFORUM MS-A2 が予約受付を開始しています

MINISFORUM MS-A2 は、わずか 1.78 L の筐体に Ryzen 9 9955HXを搭載したミニPCです。最大 96 GB の DDR5-5600 メモリ、PCIe 4.0 NVMe SSD を 3 基まで増設できるなど、拡張性も確保されています。

ベアボーンは 132,790円から、64 GB RAM + 1 TB SSD 構成が 175,190円で、5 月末に出荷予定です(記事執筆時点)

特徴

MINISFORUM MS-A2 は、ハイクラスCPUの Ryzen 9 9955HX 、最大 96 GB の DDR5 メモリや PCIe 4.0 対応 NVMe SSD を 3 基、GPU/NIC 用の PCIe 4.0 ×8 スロットと 10 Gbps SFP+×2・2.5 GbE×2 を組み合わせた有線ネットワーク構成、Wi-Fi 6E による無線接続まで網羅したミニPCです。

ワークステーション用途からホームラボの仮想化ホスト、10 GbE NAS フロントエンドまで幅広く対応します。

「CPU とネットワーク性能を最優先しつつ、拡張性も欲しい」 というニーズに刺さる一台です。

一方で内蔵 GPU は控えめです。610Mは4K 動画再生や軽量用途向けで、AAA ゲームや本格的な動画編集には外付けGPUがないと厳しいかな〜という程度です。

CPU 交換不可・GPU 帯域が x8 止まり という制約もあります。GPUに高負荷をかける用途を想定するなら別のミニPCがいいでしょう。

逆に言えば、静音性と設置性を重視しつつ高い I/O 性能が欲しいワークステーション/ホームラボ構築には、現時点で稀有な選択肢となります。

主なスペック

プロセッサ: AMD Ryzen 9 9955HX (Fire Range)

ノート向けハイエンド CPU のため発熱が抑えられつつ、デスクトップ級のマルチスレッド性能を発揮。
グラフィックス: Radeon 610M(RDNA 2・CU×2)

4K 動画再生や軽量用途向け。AAA ゲームや本格的な動画編集には、外付け GPU の利用が前提。
ネットワーク

  • 無線: Wi-Fi 6E / Bluetooth 5.2
  • 10 Gbps SFP+ ×2(Intel X710)
  • 2.5 Gbps ×2(Realtek RTL8125 ×1 / Intel i226-V ×1)
    ミニPC では珍しい 10 GbE×2 構成。ホームラボや高速 NAS に好適。

ストレージ & 拡張

スロット 規格 レーン数
M.2 2280/U.2 PCIe 4.0 x4 1
M.2 2280/22110 ×2 PCIe 4.0 x4 または SATA 2
PCIe スロット PCIe 4.0 x8(x4×2 分割可) 1

最大 3 基の NVMe SSD を RAID 構成にもでき、1 TB×3 でも熱設計に余裕があります。

その他ポート

  • 映像出力
  • HDMI(最大 8K/60 Hz)
  • USB-C ×2(DP Alt、最大 8K/60 Hz または 4K/144 Hz)
  • USB
  • USB 3.2 Gen 2 Type-C ×2(10 Gbps)
  • USB 3.2 Gen 2 Type-A ×1(10 Gbps)
  • USB 3.2 Gen 1 Type-A ×3(5 Gbps)
  • USB 2.0 Type-A ×1
  • オーディオ:3.5 mm 4 極ジャック
  • 電源:19 V / 12.63 A(240 W 相当)AC アダプター付属

最後に

一般用途よりもワークステーション向けのミニPCです。結構特殊なので、一般的な用途を想定しているなら他のミニPCの方がいいかもしれません。

一方でスペックがニーズに合致するなら、非常に魅力的な選択肢になるでしょう。