Clicksが発表したMagSafe対応「Power Keyboard」とスマホ「Communicator」を見てみよう

スマートフォン向けの物理キーボードで知られるClicksが、新しい2製品を発表しました。ひとつはMagSafeやQi2で装着できる外付けキーボード「Power Keyboard」。もうひとつは、物理QWERTYキーボードを備えたスマートフォン「Communicator」です。

これまでのClicksのキーボードはスマホケース一体型のキーボードでした。今回はQi2対応で機種を選びにくい外付けキーボードと、入力と連絡に寄せたスマートフォンをそろえた形です。

Power Keyboard:マグネット外付けキーボード

Power Keyboardは、MagSafeまたはQi2対応のスマートフォンに磁気装着できる外付けキーボードです。

接続方式はBluetooth。公式ではiPhoneやAndroidスマートフォンに加えて、タブレット、Apple TV、Apple Vision Proなどでの利用も案内しています。

本体はスライド式です。標準サイズのスマートフォンから大きめの「Ultra」や「Pro Max」クラスまで、複数の位置で調整できるようになっています。

MagSafeやQi2を持たない機種でも、対応ケースや磁気リングを使えば装着できるとされています。

2300mAhのバッテリーを内蔵しています。モバイルバッテリーとして利用が可能で、そのうちどれだけをスマホへの給電に回すかはアプリで設定可能(デフォルトでは500mAhがキーボード用に確保されています)

接続はBLE5.4で、最大3台までペアリングできます。スマートフォンだけでなく、前述のApple TVなどの微妙にソフトウェアキーボードの利用がだるい機種に使うといいかもしれません。

サイズは119.7×76.6×15.2mm、重さは180gです。価格は2026年3月15日までの早期価格で139ドル、通常価格は159ドルと案内されています。公式ページではBatch 1が売り切れになっており、出荷予定はBatch 1が2026年5月上旬、Batch 2が初夏とされています。

既存のClicksケースは、対応する機種ごとに専用設計された製品でした。それに対してPower Keyboardは、特定のスマートフォンに固定されない使い方へ広がったのが大きな変化です。

Communicator:入力に焦点を当てたスマートフォン

Communicatorは、物理QWERTYキーボードを備えたAndroidスマートフォンです。

4.03インチのAMOLEDディスプレイを採用し、解像度は1080×1200です。画面サイズは今どきのスマートフォンとしてはかなり小さめですが、そのぶん長時間の動画視聴やXをだらだら見ることをその使いづらさで逆に防げるんじゃないかな〜と思います。

物理QWERTYキーボードはちょうどソフトウェアキーボードを出してる時くらいの大きさですね。キーボード上でのスクロール操作や、特定機能を呼び出せるClicks Key、スペースバー内蔵の指紋センサーなどが紹介されています。

単純にキーボードでqwerty入力ができる、というところに留まらないのが良いですね(Clicks KeyはPower Keyboardなどでも対応しています)

SoCはMediaTek Dimensity 8300です。大雑把に言えばiPhone11〜12くらいの間です。

RAMは現時点では不明です。ストレージは256GB、microSDは最大2TBまで対応です。

バッテリーは4000mAhのシリコンカーボンバッテリー。Qi2ワイヤレス充電に対応しています(端子はType-C)。

3.5mmイヤホンジャックも搭載しているのは嬉しいですね。

カメラは50MPのOIS対応メインカメラと24MPのフロントカメラ。

本体サイズは130.5×78.63×12mm、重さは170gです。

OSはAndroid 16予定です。Clicksは少なくともAndroid 20までの対応、4年間のOSアップデート、5年間のセキュリティアップデートを約束しています。珍しさだけで終わらせず、継続利用まで考えた発表になっている点は良いですね。

価格は通常価格で499ドル、2026年3月15日までの早期価格で399ドル。出荷時期は2026年内予定です。

まとめ

Clicksは今回、MagSafe対応の外付けキーボード「Power Keyboard」と、物理QWERTYキーボード搭載スマートフォン「Communicator」を発表しました。

Power Keyboardは、スマートフォンやタブレットなどで使える外付けのBluetoothキーボードです。今使っているのがQi2対応スマホならそのまま使えるのが嬉しいですね。

Communicatorは、物理キーボードを備えたAndroidスマートフォンです。ディスプレイは決して大きくないですが、かえってミニマルさが不自由さを産んで、集中を産んでくれるんじゃないかな〜と期待しています。性能もゲームができなくはない、くらいですし物理キーボードを備えた執筆がメインの端末、と考えるとちょうどいいのかもな〜と思います。

販売状況を見ると、Power Keyboardは最初の販売分がすでに売り切れており、現在は次の出荷分が案内されています。Communicatorも予約を受け付けています。どちらも発表直後から注目を集めているようです。