Lenovoが中国市場向けのサブブランド「Lecoo」からミニPC「Lecoo Mini Pro」を発表しました。
最低価格は約423USドル(執筆時:5万円強」)とコスパに優れた価格が特徴です。
Lecoo Mini Proのスペックと性能
CPUとiGPU
CPUは i5-13420H / i7-13620H / Ryzen 7 8745H / Ryzen 7 8845H の4種類から選択可能です。ミニPCにしては、IntelとAMDの垣根を超えて選択可能とかなり珍しい部類です。
最もコスパが良さそうなのはRyzen 7 8745Hで、それについて取り上げることにします。
PassMarkのスコア上ではIntel Core i9 の第12〜13世代に匹敵する性能を持ちます。単純なCPU性能だけなら Core Ultra 7 155H などを超えています。
GPUのRadeon 780MはPassmarkスコアは6,968で、モバイル向けGeForce GTX 1650に匹敵します。
このiGPUはフルHDであれば、AAAタイトルを低〜中設定でプレイ可能です。ライトなゲーミング / 動画編集といった用途であれば、eGPUなどでの拡張なくとも行える程度の実力があります。
メモリ、ストレージ、ポート
- メモリ: 最大32GB
- ストレージ: PCIe 4.0 M.2 × 2
- ポート(特筆する点):
- USB4(40Gbps) × 2
- 2.5G LAN × 2
総評
Lenovo Lecoo Mini Pro はAI性能(NPU)はありませんが、その分価格を抑えている印象です。値段の割には高い性能・高速なポートを備えた、非常に隙がない構成の印象です。
CPU・GPUともに十分な性能があり、加えてUSB4(40Gbps)が2つあるのも、同価格帯の中では抜きん出ている印象です。
ただし、このミニPCは中国国内向けモデルで、日本での正規販売や保証はありません。購入は個人輸入が前提で、かつ技適がない可能性を考慮すると少なくとも日本国内においてはかなり上級者向けと言えるでしょう。いつか日本国内で正規販売して欲しいですね……。
同CPUを搭載したミニPC。こちらもコスパは良い印象です。


